1960-02-23 第34回国会 参議院 議院運営、地方行政、法務委員会連合審査会 第1号
○石黒忠篤君 私の伺っているのはそういう点じゃない。集団行動の制止をするために、一般の交通の自由を、ある場合停止をし制限をすることをも含んでおるかという質問であります。
○石黒忠篤君 私の伺っているのはそういう点じゃない。集団行動の制止をするために、一般の交通の自由を、ある場合停止をし制限をすることをも含んでおるかという質問であります。
○石黒忠篤君 この必要なる措置の中には、交通の自由を制限をするということも提案者においては考えのうちに入るという御意見でございますか。
○石黒忠篤君 私はごく簡単な質問を四条についていたしておきたいと存じます。 だんだんの御質問で私の伺いたいことは尽きておりますが、四条について、両院の議長は、警視総監に対して処置をとるように要請することができるということが書いてあります。必要なる措置という、どういう措置が必要かということは、これは全部警視総監の判断にまかせてあるのでありますか、これを両院議長が指定をすることがあるのでありますか、その
○石黒忠篤君 国連のときは大赦のように思っておりますが、そうじゃありませんか。
○石黒忠篤君 私は、緑風会を代表いたしまして質問いたしたいと存じます。 今日、米ソの両首脳が会談を行ないまして、これが将来いわゆる東西雪解けを来たさしめんとしつつあることは、その意義をきわめて高く評価すべきであり、これに対して多大の期待をつなぎたく考えるものであります。しかしながら、さればというて、国際共産主義固有の脅威を思うとき、直ちに安保条約廃止すべしとの主張を肯定するわけにはとうてい参らないのであります
○石黒忠篤君 私から北海道班の現地調査につきまして御報告を申し上げます。 この班の調査課題は、少年犯罪、めいてい犯罪、売春関係の三つでありますが、北海道班は、米田委員及び辻委員と私とが当ることになりまして、奥村調査員を伴い、八月十二日から八日間にわたって、函館、釧路、千歳及び札幌の各地において調査項百に従いまして現地調査を行なって参りました。 私は、用務の関係上八月の初句を希望したのでありますが
○石黒忠篤君 そういたしますと、今までの標的でもってきめておった海上立ち入り禁止区域というものは、少しよけいにきめてあったと、こう解釈してよろしゅうございますか。
○石黒忠篤君 はっきりいたさないのでありますが、私は標的を移せば当然区域は変らなければならぬものだと思う。ただし、標的の移し方によって変えなくていいということがはっきりした場合には、それは変えなくてもいいでありましょうが、標的を中心として最小限度の爆撃場の区域及び立ち入り禁止区域というものはきまると思います。もしこれが変るようであれば、当然新しい区域変更の交渉にならなきゃならぬと思います。その点をはっきりしていただきたいと
○石黒忠篤君 ただいまのを伺っておりまして、私疑問に思うことがありますから、調達庁長官に伺っておきたい。 爆撃場の区域の設定、またはそれに連関した立ち入り禁止区域の設定、これは同じもののようにお話がありましたが、私は違うと思いますが、同じものといたしましても、やはり区域をきめる際には、標的というものが中心になってそしてきまるごとだと思う。その標的を移す以上は、区域が変るべきものじゃないかと思いますが
○石黒忠篤君 そうすると、政府に要望するのじゃなくして、全部の目的が国会に対する要望なんですね。こういうものの処理はどういうふうにするのでございましょう。
○石黒忠篤君 私は、別にこまかい点にこだわっているわけじゃないのであります。ただ、国会がすべきことを要望された点に対して、国会自体がきめべきことがあるのならば、これは外務委員会としてこれに対する態度についてきめべきじゃないかと、こう思うだけなのであります。 請願の内容を、私不勉強でよく見ておりませんが、どういうことになっておりますか。
○石黒忠篤君 私も大体参考送付がよろしいと思いますが、ただ三百三十八号のなにには、今、専門員の説明だと、議会に決議をしてくれという要求でありますから、これを政府に参考送付するということはどうかと思うのですが、これはどういうお取扱いになりますか。国会自体がきめるべきことを政府に送付することはどうかと思うのですが。専門員何かこれの処理についての意見はないですか。
○石黒忠篤君 質疑がなくてさびしいようですから伺ってみますが、カンボディアとの技術協定の一項目として、種畜場の設置ということが書いてありますが、熱帯における種畜場というものはむずかしいことだと私は思うのであります。ことに乳牛を新らしく作るといったようなこをインドもやっておりますし、米国も協力をしているなどで、なかなか長年にわたっての熱帯乳牛の作り出しといったようなことはむずかしい仕事であるのであります
○石黒忠篤君 砂糖協定に関しましては、この前のときに私は意見を述べたのでありますが、国内で生産をする余地が相当にあると思われ、砂糖会社の設備施設等も余裕のある状態であると思うのであります。そこで、国内の砂糖生産に対して力を用うべきことだと思って、この前の会には質問をいたし、希望を述べたのであります。だんだんとそういう方に向って政府も政策を立てていかれておるようである。最近においてはそれが特に著しいように
○石黒忠篤君 その点をよく一つ御研究いただいて、本日の新聞に現われました沖縄人のあちらにおける原地民との間のトラブルのようなものを、どこが保護をするかといったようなことについて、多少の食い違いがあるように報道されております。新聞報道でありますから、どの程度までのなにかわかりませんが、意見もいろいろ内外両方の意見が出ておりますから、よく御考慮いただいて、十分な保護が行き届くように御規定あらんことをお願
○石黒忠篤君 そういたしますというと、ボリビアとの間の移住協定に五カ年間千家族という日本人移住者の数の規定があったように思うのでありますが、今度のブラジルの移住協定におきまして、日本人移住者という文字を使うというと、やはり沖縄人も考慮に入れての規定になるのでありますか。
○石黒忠篤君 私はこの問題について前々回に質問をいたしたのでありますが、大体大臣の御答弁で、各方面の意向もできれば聞いてきめたい、こういう御答弁で私は満足しております。今日重ねて移住局長からの御説明がありまして、非常によくわかりました。私は国会が外交の行政権を持っておる政府に対していろいろなことを干渉しようと思っておるのではありません。ただ内閣に移住審議会が設けられていますから、そこには各政党の人たちも
○石黒忠篤君 ブラジルの大統領が近い将来において来訪されるというような報道も伝わっておりまするし、岸首相、藤山外相等の南米訪問も、かつて報道せられておって、まだ実現をしておらぬのでありますが、そういう機会に、必ずや今度はブラジルとの移民協定の問題が実現せられることと思い、またせられることを私は希望しておるのでありますが、南米に対してはボリビアとの協定も先例はございますが、それらに数倍した重要なことだと
○石黒忠篤君 どの条約についても、一応こういうような形式をとられておるといたしますれば、ポーランド等についても出てこなくちゃならぬと思いますが、これを拝見してみるというと、ニュー・ジーランドの政府が、将来自国の輸出貿易を確かめるために特に力を入れて、この点を固めたような形跡を見るのでありますが、そうではないのでありましょうか。
○石黒忠篤君 ニュー・ジーランドの協定につきまして一、二伺ってみたいと思います。 ニュー・ジーランドの協定に関しましては、参考としてわれわれの手元にお出し下さっておる議事録のアンダースタンディングをコンフアームするという非常に詳細なものがきておるのでありますが、私あまりその方の明らかな知識を持っておりませんので、条約局長に伺いますが、こういうこまかいことを両国政府がコンフアームするということは、通常
○石黒忠篤君 私は緑風会を代表いたしまして、本決議案に賛成の意を表するものでございます。 決議案が示しておりますように、本院は、すでに三回の決議をもって原水爆実験禁止について国民の意思を表明して参ってきておるのであります。しこうして、今回さらに第四回の決議をもってその禁止について国民の心からの要望を原水爆所有国に対していたすことは、提案者の説明にありましたように、このことが、なかなか実行に至らない
○石黒忠篤君 為替取り立て郵便のあった時代に条約があったにかかわらず、入っておらない、戦後制度がなくなったがゆえに入っておらないということは、私はその理由は、今回御提出になった理由にならぬと思うのです。そこで、為替管理のつけ加えられた理由がおもな理由であると思うのでありますが、いかがでありましょうか。
○石黒忠篤君 今回の国会の承認を要求されたのは六億の約定でありますが、二個の約定が除外してあるようでありますが、その理由はどういうことなんでありますか。
○石黒忠篤君 御説明でよくわかりました。わが国の郵便貯金が早くから非常に発達し、なくなられた下村宏君などの非常な尽力で早く発達したことも承知をしておりますが、ヨーロッパの郵便貯金の発達しているベルギーに、ヨーロッパ以内で国外出かせぎ、移民等を出しているイタリアとの間あたりには、実際の運用もできる条約だと思いますが、日本としては、国内の郵便貯金は非常に発達しておりますが、海外移民だの、出かせぎだの、旅行者
○石黒忠篤君 ただいまの御説明は、具体的のことはわかりましたのでございますが、やれるものからやっていこう……、やれるものと今見ているのは何でありますか、それを伺いたい。
○石黒忠篤君 大会議で初めて作成された貯金の国際業務に関する約定というものができたようでありますが、それに関しまして、わが国では為替管理の関係等があって、実施について困難があるけれども、外国為替管理の緩和等の情勢の好転もあるので、参加することになり、また、参加することが必要と認めておるということが説明されておるのでありますが、この件について、政府は、参加する以上、これを便利に運営していくつもりがあるかどうか
○石黒忠篤君 問題の三件に関しまして、賛成を表するものでございます。 なお、インドネシアのただいまの国内事情、ひいては国際事情にも及ぶことあるべき、種々困難な微妙な問題があると存じますが、政府はそれらに対して稠密な報道を得て、善処せられんことを希望いたします。
○石黒忠篤君 日韓関係のきわめてむずかしい、かつ、機微な関係があるから、それらのことについて想像をすることを控えたいという外相のお言葉であります。もっともだと思いますゆえに、この程度でとどめておきますが、私は本来、昨年の十二月末日に、ぜひとも日韓会談について正式交渉に入るような意味の予備交渉を、漁夫の交換、拘留者の交換といったようなことを早く解決するために、そこまで入るようなことにされた方がいかがかと
○石黒忠篤君 新聞で伝うるところによりますると、こちら側では、漁夫送還の実行ができなくても、幾日に帰すという期日の通告をするならば、会談を続行しようということを言うたにもかかわらず、その期日を知らせてこない。ただ、近く送還をする、こういうことを言っておって、しかもその実行が今日までされておらない、こういうように聞いておるのでありますが、果してしかりとすれば、その実行をせざることについての理由等について
○石黒忠篤君 私は、日韓会談のことについて伺いたいと思います。日韓会談が始まったかと思うと、また中絶しておるのでございます。現在はどういう状況にありますか、それを伺いたい。
○石黒忠篤君 そういたしますと、技術協力ということに対する融資が、技術センターにおいてはできるというのですが、技術センターというものについても、技術センターの設備をするだけの費用が円借款によってやられるという、やはり設備に限ったものじゃないのですか。
○石黒忠篤君 先ほどの御説明で、技術研修のためのセンターができると、こういうことでありますが、そのセンターに働く人々の俸給を確保するために、円借款によって開発銀行から融資をされて、その条件として、往々東南アジア諸国において俸給の支払いがはなはだ不確定なために、よい人を選んでやったものが非常に気の毒な目にあうことがあるのでありますが、そういうことを確保するような、技術導入に対する援助という方には使われないのでありますか
○石黒忠篤君 円借款の問題に関しまして、先ほど三宅参事官の御説明によりますと、大きな工業の方は、設備であるとかあるいは港湾施設、産業機械等に対して開発銀行を経て貸し出しが行われ、中小企業に対しては、主として技術の指導、研修等によって五カ年計図の達成に協力表するといったような御堀説明であって、よくわかるのですが、その技術の導入ということについての協力に関しまして、この円借款は利用されることができるのでありますか
○石黒忠篤君 この点に関しましては、私は日本といたしまして強いはっきりした自主的の御主張をなさらんことを希望するものであります。私は今日は希望だけにとどめておきます。 つけ加えて伺っておきたいのは、十二月末日の日韓交渉の覚書のうちに、李ラインに関する日本抑留漁夫のことを刑を了したる漁夫という文字で表わされておるのでありますが、こういう文字は日本国に関する限りにおいては認むべきものではないのではないかと
○石黒忠篤君 そうしますというと、李ラインの問題、ピヨトル大帝湾の問題等について触れない、避けるといったような態度はとらないということに了解してよろしいのでしょうか。
○石黒忠篤君 私は先ほど森委員から質問されたことと同じく、海洋法会議のことについて伺いたいと思います。 海洋法会議は、私は日本にとって非常に重大な会議だと思うのであります。李ラインの問題について私も疑問を持っておるのでありますが、この季ラインの不法なるものであるということは、日韓会議の決裂しました二十八年の会議決裂後間もなく、外務省が、情報局が世界の動きのわざわざ特集号を出して国民に知らされたところにおいても
○石黒忠篤君 私は緑風会を代表いたしまして質問をいたします。 まず第一は、わが国の外交について、もう少し自主性を持ってやっていただきたいということであります。(拍手)総理大臣及び外務大臣が述べられましたわが国外交の三大原則は、多少あいまいなところがありますけれども、それはよいとして、その実行に当って、今までのように、あまりに現実に左右せられることなく、努めてわが国の自主性を堅持して、はっきりとやっていただきたいと